観光果樹園で滋賀県初、ASIAGAPをスピード取得。株式会社ファームタケヤマ 様

大地の豊かな恵みを天授する滋賀県竜王町で、自然力農業を創造する株式会社ファームタケヤマ。2018年10月に、滋賀県の観光果樹園で初めてブドウ・ナシの2品目でASIAGAP認証を取得しました。

  • ASIAGAP基準項目達成に向けた代表取締役へ県普及指導員からの提案
  • GAP認証取得のきっかけは、社長の竹山さんによると「さらに従業員が意欲をもって仕事をするには何が必要だろうか?」と考えてのこと。これまでも従業員の成長が重要だと、働きやすい職場づくりや経営感覚の体得に力を注がれていました。

    東近江農産普及課の普及指導員からGAPの内容や現状を聞き、従業員と相談してGAP認証取得への第一歩を踏み出したのは2017年。最初の取り組みは、GAP導入経営体への先進地視察研修と作業ごとの責任体制の明確化、正確な収穫量と廃棄量の把握だったそうです。さらに課題と対策を普及指導員と相談、従業員と共有し、準備と下地を作られました。

    2018年は、認証取得を明確な目標とし、「やると決めて短期間で一気に取り組むことが大切!」という竹山社長の発声で本格的に活動を開始。4月の時点で、ASIAGAPの管理基準149項目中53項目がほぼ「できている」、96項目・約2/3が「できていない」未達の状況でした。

  • ASIAGAP審査(現場確認)
  • GAP取得に向けた体制は、主体者としてファームタケヤマ。社長と従業員がひとつになり、それぞれの役割分担をして取り組まれました。現場でのサポート支援は、「地域の優良モデルとしてGAPの推進を図っていきたい」という東近江農産普及課とJAグリーン近江が担当。普及指導員の役割に「GAPの導入支援」を加え、アドバイスや進捗確認、情報提供など実務的な面で支援いただきました。また、GAP取得に必要な管理点の適合性の判断と内部監査をパナソニックが担当。栽培履歴等の管理として、営農管理システム「栽培ナビ」を導入、活用いただきました。

    「栽培ナビ」に実装されているコミュニケーションツールで、GAP取得グループを作成。グループには、ファームタケヤマ様GAP取得メンバー、県普及員、JA職員、パナソニックGAP指導員が入り、様々な質問にもIT活用ですぐに返答。GAP取得に「栽培ナビ」が大きく役立ちました。

    この四位一体の取り組みの結果、本格的な活動から約半年間という短い期間の中で、ASIAGAP認証を取得。より速くGAP取得が実現できたのは、「栽培ナビ」を活用し、96項目の「できていない」に対して効率的な対応ができたからです。また、関係者がひとつの目標に向かって共に頑張れたことも短期間で取得できた大きな要因です。

  • ブドウアーリースチューベン、ベリーA、甲斐美嶺、竜宝(りゅうほう)などを栽培。観光農園も併設。

  • ナシ幸水、豊水、新高など栽培。観光農園も併設。

  • 稲作

竹山社長は、ASIAGAP認証取得の活動の中で、「従業員の意識も変った!成長した!」「安全・安心な農産物を提供していることを自信を持って言える、提供できる裏付けを得れた」と感じられているとのこと。
従業員も「視野の広がり」や「わかりやすく・動きやすくなった」と感じているそうです。
認証取得がゴールではなく、さらに良いものとして改善して習慣化していきたい、また従業員とともにさらなる経営発展に取り組み、米・麦・大豆・水田野菜への認証拡大を目指すとのこと。ファームタケヤマを経営する社長の竹山勉さんと若い従業員のみなさんの一体感、挑戦していくパワー、成長し続ける姿が楽しみです。

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